四柱推命占いの歴史は長く、占術はさまざまなものがあります。
四柱推命占いの中で、性格の傾向や宿命について占うのに適しているのが十二運星です。
十二運星は運勢エネルギーをあらわすもので、長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養の12種類があります。
これは人間の一生を例えて名前がつけられています。
しかし、その文字が、衰・病・死・墓・絶など、悪いイメージであっても、死んだり、病気になったりするというわけではありません。
あくまでも運勢の強弱や性格の傾向についてあらわしています。
実は、「動物占い」というのは四柱推命占いの十二星運の12種類の言葉を、動物に置き換えて簡単にしたものなんですよ!
では、十二星運それぞれの意味について解説です。
長生(ちょうせい):
人が生まれた時の状態を表します。
基本的に優しく、何事に対しても遠慮がちです。また神経を使いすぎる傾向にあります。
沐浴(もくよく):
産湯に浸かった状態を表します。
気ぐらいが高く、頭を下げるのが嫌いです。独立心が強いところもあります。
冠帯(かんたい):
成人になった状態を表します。
思いやりがありますが、気が強いです。困っても弱みをみせません。
建禄(けんろく):
独り立ちした状態を表します。
考え方が細かいです。好きなことは損得抜きに好きになります。
帝旺(ていおう):
人生の頂点に達した状態を表します。
プライドが高くワンマンです。しかし人に迷惑をかけることを嫌います。
衰(すい):
人生の頂点から衰え始めた状態を表します。
保守的で堅実です。自分を控えめに見積もる傾向があります。
病(びょう):
衰えて病気になった状態を表します。
大胆で独立心が強いです。また、直感力にもすぐれています。
死(し):
死の時の状態を表します。
表向きは明るいですが、孤独な面も併せ持ちます。真面目で努力家です。
墓(ぼ):
死んで墓に入った状態を表します。
気ままな性格です。細かいことに気がつきます。
絶(ぜつ):
肉体が土にかえった状態を表します。
人が良く、すぐ人を信用してしまいます。情にもろいです。
胎(たい):
新たな生命が宿った状態を表します。
新しいもの好きです。頼まれれば断りませんが実行力に欠けます。
養(よう):
胎内で成長している状態を表します。
のんびり型であっさりしています。積極性はあまりありません。