動物占いというのを知っていますよね？
数年前にはかなり話題になりました・・・そうです、あの、「ペガサス」とか「黒ヒョウ」とか「猿」等の動物に自分を当てはめて、それぞれのタイプや特徴などを占うものです。
「動物占いやった？私はひつじだったけれど、あなたは？」なんていう会話をしたこともあるのではないでしょうか（笑）
さて、この動物占いの元になっっているのは、実は四柱推命占いです。
四柱推命占いには、十二運星というものがあります。
これは十干と十二支の組み合わせで導かれます。
十干は甲乙丙丁戊己庚辛壬癸のことで、人間の精神を表し、十二支は子丑寅卯辰巳未申酉戌亥のことで、人間の体や本能的行動を意味するものです。
人間が生まれてから成長していく過程のなかで、どのように行動するのかが十二運星でわかるわけなのです。
十二運星は胎、養、長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、絶の十二あります。
これは人の一生の流れ（生まれてから死ぬまで）と考えられます。
これをわかりやすく動物に当てはめたのが動物占いです。
しかし、四柱推命占いの十二運星の難しいところは、これら「病」「建禄」「死」などのネーミングがそのままの意味だけではけっしてないというところです。
例えば、動物占いでいうところの「コアラ」は、四柱推命占いの「病」にあたるのですが、コアラの人（「病」の人）が病がちであるということではなく、「色々と心配して苦労はしますが、細かい仕事や精神世界に関する仕事には向いている。」という意味になります。
また、コアラの人（四柱推命での「病」の人）は、鋭敏な神経の持ち主で、他の人が気付かないようなところにもよく気が人でもあります。
このように、十二運星のそれぞれの言葉はそのままの意味だけではありません。
四柱推命占いはとても難解であると言われています。
しかし、それゆえに奥が深く、的中率も高い占いです。
興味がでてきたら、自分で色々調べて勉強してみるのも楽しいと思いますよ！